パラグアイ戦。惜しかった、と言える競技だったかどうか。
ただ、チカラの差は歴然としていたけど勝てる試合ではあった。
差のある相手に勝てそうな競技をするところが、現代表の強さなのだろう。
ペナルティはもう仕方が無い。誰もが決めて誰もが外すのがペナルティだ。
勝った方に運がある、ただそれだけのこと。
負けとしては最も納得のいく負けだろう(公式記録上ではドロー扱いになるが)
本当によくやった。スポーツで泣いたのなんて生まれて初めての経験だ。
それだけ魂と情熱を感じる素晴らしい戦いであった。
現代表は紛れも無く、フィールドで戦った最高の戦士達だった。
お疲れさまでした。そしてありがとう。
そして、興味は2014年ブラジルへと飛ぶ。
現代表で残るのは川島津、長友、内田、本田、長谷部、森本くらいだろう。
我等がマリノスからは渡邉千真が選ばれるかどうか。
狩野はもう少し大人になるかガメつくならない限り伸び代は打ち止めだろう。
可能性としては兵藤の方が高いか。栗原は、控えとして選ばれるかも知れない。
現時点で代表に一番近いのは千真だけか。高さがあれば飯倉も推したいところだが。
他クラブならば、細貝と柏木、平井、宇佐美、山田直、大津、森重に期待。
香川、内田、まややの海外組もちゃんと結果を残してもらいたいところだ。
終戦は次の戦いの幕開けでもある。もたもたしている暇など無い。頑張れ日本。
かつてビートたけしさんが「世界の全ては数学で解釈できる」と言っていた。
僕も漠然とそんな気はしていたが、確信を持つまで30数年かかった。
自分よりも数十年、数学や科学に親しんできた人の言葉である
真実なのは当たり前なのだろうが、それを実際に確信するまでは納得しない。
文学的に言えば、因果応報という言葉になる。
数百億、数千億の人間が数万年生きて残っている言葉、価値観なのだから
これを間違いだと思うほうがどうかしているのかも知れない。
ところで2010年は因果応報の年だな、という気がしている。
自分自身のことに加えて、身の回りや社会、世界を見渡してもそう思う。
それまでの行動に対する代償を、個人団体問わずに支払わされているようだ。
何かに似ているな?と漠然と思っていたが
よく言われる“嗜好の一回り”に似ていると気付いた時苦笑いした。
野良猫にエサをやりながら、世の中というものは以外に単純だと考えたが
エサが気に入らなかったか、またしてもプイと出て行ってしまった。
猫の気持ちを得るのは単純では無いらしい。
日本、勝ち上がりましたねえ。おめでとうございます。
2本目のFKを遠藤が蹴った瞬間、CLのインテル戦で本田が
無理なFKを連続して打ったあの場面を思い出した。
あのときは2本目はクロス、3本目は直接狙えば良かったのだが
遠目の2本を連続して狙って失敗し、3本目はバレバレのクロスを上げて失敗だった。
CSKAのキッカーの事情もあるのだろうが、代表では素晴らしい駆け引きをする
クレバーな選手達がズラリと揃っている喜びを感じる。
名前も知らないアイドルが川島津の名前を挙げるのだから
もう知名度も感動も無い代表ではないだろう。
自分達で勝ち取った名誉と誇りを存分に抱いてもっと先を見つめて欲しい。
ただ、この代表が真に勝ち取ったものは名誉でも誇りでもなく
またチームワークでもなく、最高の感動と充実感にあると思う。
このチームに所属した選手達は全員、かつてスターと呼ばれて慢心して潰れた
数多の選手達と同じ道を歩むようなことは絶対に無いと言い切れる。
帰国すれば英雄扱いでTVや雑誌の取材や芸能人との交流などが多くなり
周りの目も環境も日常もガラリと変わることになるだろう。
大きな感動と手応えを知らない選手はそこで溺れるが、今回の代表選手たちは
そんなものが眼中に入らぬほど大きなものを手にしたはずだ。
本大会前に産みの苦しみを手にするかも知れないと書いたが
日本のフットボールシーンにとって、自分の予想を遥かに超えた成果が
上がっているのかも知れない。
ところで今大会はここまで20試合ほど見ている。
なので今大会ここまでの、個人的に笑えたネタ試合ランキング。
3位 スロバキア-イタリア戦
1秒でも時間の欲しいイタリアまさかの時間稼ぎ
2位 ブラジル-コートジボワール戦
試合を全くコントロールできなかったお笑い主審とカカ
1位 ウルグアイ-南アフリカ戦
「このレフェリーはスアレスを知りません」
オランダ戦。う~ん、色々と残念だった。
自分の予想に反して前回と同じゼロトップの守備的な布陣だったけれども
内容的には紙一重の部分もあったので、これで良かったのだろう。
ただ、個人的にはオランダの姿勢を見る限り、死ぬほど悔しい戦いだった。
選手達もよくやったと自賛するのではなく、泣いてもいいくらい悔しがって欲しい。
中村俊輔の投入に賛否両論起こりそうだが
自分が監督でも投入しただろう。というかその予定だった。
その意味で森本1トップで左松井、右本田の布陣を予測していたわけで
中村投入時は阿部と交代で、森本1トップ、本田シャドーの4-4-1-1。
そういう移行を予想していたのだが、これは言わば負けるときは大差覚悟の布陣だ。
そういう意味では前回と同じ布陣で最小失点という今回のやり方は
カメルーン/デンマーク戦の結果次第だが、後々に大きな意味を持つことになるかも知れない。
それにしても悔しい。本当に悔しい。
善戦したとか、頑張ったとかの論調が多くなりそうだが
敗戦という事実を噛み締めて、もっと強くなりたいと思って欲しい。
少なくとも日本も、世界の壁で無ければならないと思って欲しい。
ただ、選手達は本当に頑張った。お疲れ様。
次戦デンマーク戦で、日本の壁は厚く熱いということを世界に知らしめて欲しい。
今日もまた現代社会にいらない人扱いをされた。
それでも腐らないところが自分の長所なのかも知れないと思ったが
単純に、ストレスに対してベラボウに強いだけなのかも知れない。
あとは、自分の判断力に無条件の信頼を置けているところも強みか。
何があっても絶対に屈しない。そんな人間性を持てたのだから良い人生を送れている。
玄関のエントランスで一服しながら、カミさんと精神疾患について議論した。
僕自身は欝や引きこもり、自閉症、統合失調などの精神疾患は
人間が人間らしく生きるための警告だと思っている。
運悪く精神疾患に罹ってしまった人たちは
逆の面から、最も人間らしく生きる権利と手段を得ている人たちのはずだ。
それが許されないのが現代社会である。自分にチカラが無いのが口惜しい。
最も人間らしく生きられる人たちが生きられない社会に何の意味があるのか。
そんなことをベッドに入ってからも思い続けた。
さて、オランダ戦である。点の取り合いになったら勝てるかも知れない。
スコア的には2-0、3-0負けか、2-3、3-4での勝ち。
標高ゼロメートルということもあり、互いの技術が発揮される試合になりそうだ。
引き分けと、ロースコアで勝敗がつく、ということは無いような気がする。
システムは森本1トップで左松井、右本田、他は前回と一緒の4-3-3か。
個人的には本田をシャドーに置いて右に矢野を配置
遠藤・長谷部のダブルボランチの4-4-1-1も面白いと思う。
どちらにせよ攻撃的でスピードとパワーのある布陣の方が
チャンスは多いように思えるが、どうだろう。
というわけでナイジェリア・ギリシア戦を見なきゃ。
ずっと意図してサッカーのことを語ってこなかったせいか
一旦その掟を破るととにかく書きたくて書きたくて仕方がなくなる。
ある意味でタバコに似ているなぁと思うのだが
それだけ不安定な競技であり正解が無い競技だということの証なのだろう。
同じことは芸術とかアートとかコンテンツ・創作全般にも言える話である。
よく、自分は芸術の事はよくわからないという人がいるが、それが正解だ。
そもそも芸術には正解など無い。無いゆえに「正解はあるはずだ」と思っている人が
この道にどっぷりとハマってしまうのである。ある意味で中毒、馬鹿だ。
賢しい人は正解の無い道にハマることは無い。
しかし正解が無いからこそ、長い間人を惹きつけて止まないのだろう。
ところで本田選手の株がうなぎ上りだそうだ。
フェンロ時代から見続けて、公式サイトにも何度も応援書き込みをしていたが
(アーカイブされているなら“のり”の名前で辿ることができるはず)
よもやここまで国民的な知名度を上げるとは思ってもみなかった話だ。
出世したな~と嬉しい思いがある反面、寂しい気持ちも半分くらいある。
しかし、一番そういう気持ちを持っているのはフェンロのサポーターだろう。
かってフェンロのゴール裏に掲げられた「俺達の本田は金では買えない」というあのダンマク
あのダンマクは今、どこで何をしているのだろう。
一度、誰もが出来ないから自分も出来なくて良いと思うのではなく
誰もが出来ないからこそ、自分だけは出来るようにする
そういうメンタリティを持って欲しいという応援書き込みをしたことがある。
しかし、今にして思えば余計なお世話だったかも知れない。
これから本田選手の世界は大きく変わっていくだろうと思うが
願わくば周りの雑音に振り回されて沈んでいく選手にはなって欲しくないものだ。
1000万という移籍金設定のせいで移籍できないと嘆いていたアノ頃
むしろ1000万なら安いと思われる選手になって欲しいとも書き込みしたが
その後決断したフェンロ残留の気持ちを、これからも忘れないで欲しい。
いつだって大事なのは自分との対話、自分との戦いなのだから。
がんばれ本田選手。
さて、ついにやってきた本大会カメルーン戦。
日本は暫く片手落ちの状態でのトレーニングマッチをしていたという予想は
どうやら当たっていたようである。内容を見る限りでは。
それほど出し惜しみの無い、多彩な攻撃のバリエーションであった。
韓国戦後に書いた“早いタイミングでの速いクロス”も効果的に出ていた。
そして外側がダメなら内、内がダメならば外という展開のバランスも良かった。
イングランド戦ですら半ばテストマッチだったということがよくわかる。
結果は、素直に喜ぼう。第三国の地でのW杯初勝利に祝福を送りたい。
日本も“世界の壁”として存在しているのだということを証明した23人の戦士達に。
さて、後はもう結果だけを求める大会である。
この代表について語ることはもう無い。今後も無いだろう。
結果に一喜一憂してこの祭りを楽しむのが一番の正解だと思う。
じっくりとゆっくりと、4年の集大成を楽しんでいきたい。
6月に入った。今年も残りはあと7ヶ月。月日が過ぎるのは早い。
さて、コートジボワール戦。前半途中から見た。
前半はさして特筆するところが無い。イングランド戦の続きか。
いやむしろイングランド戦よりもおとなしいというか、動きが少なかった。
後半にメンバーを変えてからは早々に2本ほど早めのクロスがあった。
いずれも次への攻撃に繋がるクロスとなったので、手ごたえは感じられる。
その後は打って変わって中央から中央から、明らかにFK狙いのプレーだったように見える。
ここ数試合と言わずかなり長い間エリア正面でのFKも見ていない。
この試合では一本だけ見られたけれども。
その後は一度、右に開いた長谷部から速いクロスが上がったが、後半も終わり近く。
何か最初から最後まで「プランに沿った展開と実験」に終始したような試合だった。
熱は感じられないものの、適当とか無気力というでもない。
何かひとつひとつ、最後の仕上げとして各自が確認に終始したような感じだ。
前回のイングランド戦をオシムさんが「ビキニマッチ」と評したが
実はオシムさんは知っていたんじゃないかという気がする。
手の内を見せはしたが晒してはいない、肝心要の部分は隠している。だからビキニ。
片手落ち状態でのトレーニングマッチを、最初から知っていたんじゃないか?と。
願わくば三本目が見たかった。
三本目を現地で見ている人には答えがわかるのかも知れない。
全ての答えは本大会の第一戦で明らかになる。
本当に日本は弱いのか、それとも勝つためにファンをも欺いてきたのか。
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